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実習記録(その3)

なんとか3週間の実習を終えました。寝れないし、先生とは喧嘩するし、つらい実習でした。

実習記録(その1)に書いた通り、受け持った患者さんとのコミュニケーションは難しかった。髭をそったり、おむつ交換したり、食事介助したり。本心は分からない。笑顔は見せてくれるけど、「ホントにいいの?私のやってることで、患者さんは満足してくれてる?看護師とか普段接している人たちにやってもらうほうが気心も知れてるし、心地よいよね?喜んでくれてるって言うのも、私の自己満足なのかな?」って、自問の日々。特に自問していたのが、発語訓練。声は出せるから、言葉として発することが出来るように、顔の筋肉をマッサージしたり、手足をマッサージして緊張をほぐしたり、言いやすさと、面会に来た家族を驚かせようってことで、「ありがとう」を練習しようと。…、「ありがとう」って、どーなの?これって、自己満足の最たるものでしょ?看護師にも突っ込まれたし。練習してみたものの、どーもうまくいかな。途中で嫌になって、「今日は学生がギター弾いてくれるんですよ。」とか、「明日は節分ですね。病棟で豆まきするんですか。」なんて練習そっちのけで、話かけてた。そしたら、「ギター」って発語したり、笑ったりね。お互いこっちの方が良かったみたい。「ありがとう」が言えないと、立てた目標が達成できないってことで記録には影響するけど、楽しいことが大切。(多分)患者さんも私も楽しい、それで良かった。

で、最終日の昨日。看護師さんにも挨拶して、帰り際。ちょっと後ろ髪なんか惹かれちゃったから、患者さんのところに皆(実習は6人グループ)で行って、「また遊びに来ますねぇ」なんて言って別れを惜しんでたら、

今までに聞いたことがないほどはっきりした声で

ありがとう

って…。

患者さん、タイミング良すぎ。この実習2度目の涙。しかも、今回は嬉し泣き。

こんな嬉しい経験させてもらったので、記録頑張って書きます!!…、全く終わる気配がないんだけどね、今のところ。

…、最後にひとつ自慢していいですか?

担当の看護師さんに「あの患者さんにうまく食事させられない看護師もいるのに、とても上手。」って、褒められた(確かに、食べさせたら殆ど口に入ってない看護師もいました)。「患者さんに代わって言います。卒業したら、ここに就職してください。」とも言われた(社交辞令かもしれないけどね)。長く一緒にいて患者さんを見てる看護師さんに言われて嬉しかった。

どこまでも、自己満足な今回の実習記録はこれで終わり。良い経験の他に、患者さんと引き攣った笑顔の私の写真を得ました。

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「看護学生らしく」カテゴリの記事

コメント

実習おつかれさまでした♪
いろいろな出会いと、貴重な体験があったみたいですね。
去年、2ヶ月間祖母が入院して、毎日病院に寄るのが日課だった頃があります。その中で、看護師さんや介護の方の仕事する姿を毎日見ていたのですが。
食事については、介護の方が補助してたんです。
けれど、とにかく時間がない。担当の患者さんが多い。
そんな中で、おかゆに薬を混ぜ、言葉の発せないおばあちゃんが、顔をしかめているのに、とにかく口に入れさせる。
飲み込めないから、吐き出す。そんなやりとりを何度も見てしまいました。だから、上手に患者さんに食事をさせることのできたヨシコさんはすごいなぁって思います♪
いろんな葛藤があっても、何か1つ嬉しいことがあると、また頑張れますよね。入院経験もある私にとって、看護師さんの手は、まさにゴットハンド☆本当の手当ての意味を知った気がします。
がんばってください!!長文、失礼しました。

投稿: あき | 2007年2月 4日 (日) 21時49分

凄~い!鼻汁モンの話やね!(もっとキレイな表現ないんかい!?)
ヨシコと状況はちと違うけど、精神的ショックから声も表情もなにも出せない子供がいて、でも、アタクシ達があるイベントの為行った時にね、小さなおもちゃの木琴に興味を示してくれてずっとそれを触ってたの。となりで音階を歌うアタクシを拒絶しなかった事も嬉しかったんだけど、もうね、嬉しくて!!!相手の反応がどううのじゃなく、こちら側がどんな思いで接するかって、きっと全部見抜かれてるんだよね~。
あ~、ヨシコの記事読んでたら、そん時の事めっちゃ思い出した~♪ありがとう♪

投稿: 羽音 | 2007年2月 5日 (月) 18時08分

おばあさまの2ヶ月の入院、大変でしたね。入院している側は環境が変わって心細いだろうし、お見舞いに行く側は日常生活の中で時間を作るのも大変だろうし。病院にとっては患者の1人。でも、家族にとってはどこにいても家族の一員。日常業務に追われて、患者さんを個人としてみることや、「これっておかしくない?」って思う感覚が薄れつつあるんじゃないかなぁって、病棟で思いました。…、偉そうなこと言ってます。すみません。
私は凄くありませんよ。患者さんが出来た人だったんです。出来の悪い学生をフォローしてくれてたんです。
…、長くてまとまりのない文章を読んで、コメントまで書いていただいて、ありがとうございました!!

投稿: あきさんへ | 2007年2月 5日 (月) 21時19分

涙と共に大量の鼻汁も流してきたよ。
うん、こっちの思いを見抜いてると思う。先生に「『ありがとうと言える』って目標は達成できないと思う」って言われてた。先生は元々この病棟に勤めてて、患者さんの性格とか好みとか知ってた、(語弊があるけど)感謝の安売りはしないってことも。ん?先生に試されれてた?私に「ありがとう」を言うことはない=それほどの関係を構築できるはずがないって思われてた?まぁ、いいや。誰がどう思っていても、患者さんから色々教わったことに変わりはないし、ネェさんのよい経験を少しだけど聞くことも出来た。
患者さんに会いたくなってきたなぁ~。

投稿: ネェさんへ | 2007年2月 5日 (月) 22時27分

看護師って仕事も、看護師になるための実習も、私になんて想像もつかない世界だなぁ。
でもヨシコはそこで頑張ってるんだね。

患者さんからの「ありがとう」はそんなヨシコへのこの上ないプレゼントだったね♪

投稿: NUTS | 2007年2月 6日 (火) 23時24分

実習お疲れさま!

「ありがとう」ってコトバ
アタシ大好きなの。
凄く大切なコトバだよね。
患者さんからのココロからのありがとうは
頑張ったヨシコへの最高のご褒美、
一生のタカラモノになるんじゃない?

アタシには絶対出来ない仕事をするヨシコ。
アンタすげーよ♪

投稿: 紺。 | 2007年2月 7日 (水) 22時36分

実習お疲れ様でした。
 
患者さんからの「ありがとう」も、
担当の看護師さんからの言葉も
素直に受け取っていいと思いますョ♪
 
いつも自問自答しながら、
一所懸命に患者さんのことを考えている 
ヨシコさん。本当にステキです。
これからも無理せずに頑張ってね☆
 

投稿: RIKO | 2007年2月 8日 (木) 14時19分

実習お疲れ様でした~!辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと。様々な学びがあったようで、素晴らしいことだと思います。少なからず「命」を扱う現場だと思われるので、大変な事が多かったと思いますが、素敵な自慢話が聞けてよかったです!(もっと、声を大にして言って良いと思いますよ!)
「患者さんと、引き攣った笑顔のヨシコさんの写真」と言う言葉で、思わず涙が出そうになりました。人と人との繋がりって、何だかあったかいです。

投稿: もゆ | 2007年2月 9日 (金) 15時43分

お疲れ様!
頑張ったね!
でも、最後にそんなサプライズがあるとは。
もう疲れなんか一気に吹き飛ぶよね。
やっぱり人間って凄いなーなんて自習日記読みながら思ったよ。

ヨシコは誠実だもん。
ちょっとしかあってないけど、それくらいわかるよ。
絶対熟練の看護婦さん、心から思ってるよ。

何か得られた実習で本当に良かったね。

投稿: もあい | 2007年2月 9日 (金) 22時39分

実習3回目にして、ようやく自分がやるべきこと、やりたいことが見えてきた。…、前の2回はホント酷かった(汗)
頑張ったのかなぁ。もっと出来ることはあったんだろうけどね。
それなのに、「ありがとう」と言ってくれた患者さんの偉大さに感謝。

投稿: NUTSへ | 2007年2月12日 (月) 00時06分

感謝される為に実習に行った訳じゃないし、言われるようなことができたとは言いがたいけど、やっぱり『ありがとう』は嬉しかった。
紺。の「アンタすげーよ♪」も結構嬉しい。普段、褒められることが無いからね。

投稿: 紺。へ | 2007年2月12日 (月) 00時14分

では、素直に受け取ることにします♪
一生懸命考えさせてくれたのは、患者さんや職員の方々。患者さんはまっすぐな人だし、職員もそれに応えようとしていたし。私が行ったことでマイナスなことがあってはいけないと思いました。
今後の実習の目標は、睡眠時間の確保です。

投稿: RIKOさんへ | 2007年2月12日 (月) 00時22分

学生だから状態の安定した患者さんを受け持つし、殆ど看護師さんが処置するから、即生命に関わるって場面は少ない。でも、病棟には重要の患者さんもいて、しっかり管理しないと危険な場合もある。気を引き締めないといけない。
患者さんの家族が実習に同意してくれて、看護師さんと先生が受け持ちを決めてくれて、指導員さんが写真を撮ってくれてー。他にもお世話になった人は沢山。多くの人に支えられたからこそ出来た経験。ホント、人の繋がりってあったかいね。

投稿: もゆさんへ | 2007年2月12日 (月) 00時29分

ホント、寝れなかった事も、先生と喧嘩したことも、吹っ飛んだ(嫌な事がすぐに記憶から消去されるっていうのもあるんだけどね)
身体面は私のほうが恵まれてるのかもしれないけど、精神面は…。時間が経って、冷静になればなるほど、患者さんの凄さを感じる。
ごめん、今メール見た。…、誠実の欠片も無い(言い訳:今試験期間中でパソコンに触れる機会激減だから)

投稿: もっちへ | 2007年2月12日 (月) 00時41分

アタシが一番出来ないだろうな~って思う仕事が
介護とか看護士とかヒトのお世話をする仕事なのよ。

で、それをしてるヒトはホントにっすげーなーって思うワケです。

ヨシコすげーよ(笑)

投稿: 紺。 | 2007年2月12日 (月) 18時31分

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