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実習記録(その1)

その2があるかどうかは、分かりません。

月曜からから3週間の実習スタート。今回は、受け持っているのは重症心身障害の男性。自分の意思で体を動かすことはできず、言ってることは理解できるけど、「はい」・「いいえ」を舌の出し入れで表現するという状態です。今までは、身の回りのことは自分で出来て、言葉でのコミュニケーションも取れる患者さんばかりでした。

初日、話しかけても(私に理解できる)反応がない。呻き声は発しているけど、それが何を意味するのかが分からない。患者さんは緊張して食事も出来ない。…もう無理だ。

2日め、ベッドのそばへ行くと患者さんは笑顔になった。「おはようございます」と挨拶すると、『おはよう』(といってるであろう呻き声)が返ってきた。初日は殆ど話さなかったのに、何かを言おうとする時間が長くなった。

嬉しかった。言語コミュニケーションが取れたっていうのも理由のひとつ。必死に何かを伝えようとしてくれたってことも理由のひとつ。私が何か働きかけることで、患者さんもそれに応えてくれる。

…、どこまでいっても「言葉」に頼ってる。言葉は偉大。励ますことも誉めることもできる。逆に傷つけることもできる。でも、「言葉」じゃ伝えられないこともある。「伝えたい」って気持ちを感じ取れる人間になりたい。

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「看護学生らしく」カテゴリの記事

コメント

なんていっていいのでしょう?
うまい言葉が見つかりませんが
心の奥に響いてくる記事でした。
 
きれいごとだけでは済まされない
お仕事だと思います。その反面、
やりがいのあるお仕事でもありますね。
 
辛いことも多いでしょうけど頑張ってください。
応援しています☆
 

投稿: RIKO | 2007年1月18日 (木) 19時54分

ヨシコさん、こんばんは。コメント有難うございました。さっき気がついたんです。遅くてごめんなさい。RIKOさんがおっしゃっているように、とても心に響きました。大丈夫ですよ、言葉で意思疎通ができなくても、目とか笑顔とか優しさを込めた手のぬくもり、感触、ヨシコさんの懸命な心はきっと届いています。きっと届くと信じてください。想いは伝わります。時間がかかっても焦らずにいれば大丈夫。ヨシコさんの綺麗な魂は、体からにじみ出て、波動になって患者さんの心と魂に伝わります。また来てください。待っています。どこにでもコメしてね!!

投稿: まりりん | 2007年1月19日 (金) 21時13分

コメントありがとうございます。
そうですね、きれいごとじゃすまないことも多いですね。
…、なんて偉そうなこと言ってますが、学生の私はまだまだきれいな所しか見てないと思います。
単純な私、「頑張って」と言われると、それだけで前向きになれます(努力が足りないってことですね…)。ありがとうございます♪頑張ります!!

投稿: RIKOさんへ | 2007年1月20日 (土) 16時17分

すみません、私こそ、コメントが遅くて(汗)
マリリンさんが書かれたとおり「時間がかかっても焦らずに」いきます。障害があってもなくても、慣れるのにも想いを伝えるにも時間は必要ですからね。限られた実習期間ですが、患者さんと共に楽しく過ごせるよう、表情やタッチングを大切にコミュニケーションをはかっていきたいです。
また、まりりんさんのブログにもコメントさせてもらいます♪

投稿: まりりんさんへ | 2007年1月20日 (土) 16時32分

実習大変だと思いますが、いかがでしょうか?
人は「言葉」があるコミュニケーションを主にしているから、それ以外だと中々伝わらないように思えて歯痒かったり、色々と複雑な想いが交錯しますよね…。
でも、言葉だけではなく、そこにある想いを伝えたいと思う限り、必ず受け取れると信じてます。「想いを伝えたい」という思いは1人では決して生まれないものですもの。
ヨシコさん、頑張ってください!(私も頑張ります!)

投稿: もゆ | 2007年1月21日 (日) 22時24分

風邪をひくこともなく、毎日病棟へ行ってます。
…、受け取れる日は来るのでしょうか。
患者さんが本当に伝えたいことは…。まだ見えてません。
短い実習期間の中で、どれだけ受け取れるか、挑戦してきます。
もゆさん、お疲れ様でした。でも、まだ終わってないんですよね。お互い頑張りましょうね!!

投稿: もゆさんへ | 2007年1月23日 (火) 20時45分

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